超高温過熱水蒸気発生装置
（S.S.G＝Superheated Steam Generator）を実用化

安心安全、クリーン、高性能

　これまでの過熱蒸気の生成方法には、「化石燃料の燃焼熱」、「電熱線加熱」、「プラズマ放電」、「電磁誘導（IH）」、「加圧加熱」等の方法がありますが、いずれも実用温度帯は400〜500℃が限度でした。更に高温化するためには設備が大きくなり、製造コストやランニングコストが高くなります。 しかし、弊社が開発した※「導電中空管ヒーター」を用いた過熱水蒸気発生装置（S.S.G）は、シンプルな構造でダイレクトに飽和水蒸気（水）に対して熱エネルギーを与えることが出来るため、高温（900℃以上）の過熱水蒸気を短時間で発生させることができます。過熱水蒸気が熱分解の仕事をするため、二酸化炭素は排出しません。 本装置のエネルギー源は電気ですが、ヒーターは過熱蒸気のほか輻射熱、放射熱、遠赤外線を発し、分解槽内を効率よく加熱します。そのため、ランニングコストにも優れた性能を発します。 しかも本装置は常圧下で稼動しますので、暴爆・圧壊等のリスクは有りません。

導電中空管ヒーター

　本装置の最大の特長が、この導電中空管ヒーターです。 過熱水蒸気発生装置（S.S.G＝Superheated Steam Generator）の心臓部で、常温（20℃前後）から最大温度（900℃）まで７〜８分で到達します。 また、十分に発熱したヒーターは１００℃の飽和水蒸気を数秒で９００℃にまで加熱します。 更に、このヒーターは材質を変えることで最大１９００℃の過熱水蒸気を生成することが可能です。
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日本国内外で特許取得済み

　弊社は1998年以来、過熱水蒸気発生装置を研究・開発を行い、幅広いノウハウを持ちます。以下は弊社が保有する過熱水蒸気装置に関する基礎・応用特許です。2004年度　経済産業相　新連携でも採用されました。
[Japan]
- Heat Treatment System Using Ordinary Pressure Superheated Steam PAT. No. 3835551
- Paint Drying and Baking Finishing System Using Superheated Steam PAT. No. 4227629
-Superheated Steam Generator System and Heat Treatment System Using Superheated Steam PAT. No. 4227637
-Heat Treatment System Using Superheated Steam PAT. No. 4330488
[Foreign countries]
- Heat Treatment System Using Superheated Steam　 US 7,113,695 B2 (USA)
- Heat Treatment System Using Superheated Steam　 10-0657994 (Korea)
- Heat Treatment System Using Superheated Steam　 I269857 (Taiwan)
- Heat Treatment System Using Superheated Steam　 ZL 2004 10085213.5 (China)